歯の隙間をオールセラミックで改善したいと思う人もいるでしょう。
それはとても良い方法であるといえます。
オールセラミックは料金の高い自由診療の審美歯科での治療になりますが、その分メリットの多い治療法でもあるからです。
デリケートな治療でありながら治療期間は短くてすみますし、治療できる医院が多く、見た目はとても自然で綺麗に仕上げることができます。
歯が長持ちするようにもなりますし、色の後戻りがなく、金属アレルギーを心配する必要もありません。
他に、歯垢や色素が付きにくいこと、歯茎が黒ずむ心配がないこともメリットといえます。
オールセラミックは光を透過するという特徴があるため、金属を使用した場合にように、歯茎が痩せて金属部分が目立つという心配もありません。
見た目は透明感があり、自然な美しさを演出することができます。
こうしたメリットがある一方で、デメリットにも注意を向けなければなりません。
オールセラミックのデメリットには、衝撃に弱いこと、治療費の負担が大きいこと、虫歯治療で作り直しが必要になることです。
また、貼り付けたラミネートベニヤが短期間で剥がれる可能性があったり、歯列を整える効果が薄いこともデメリットに挙げることができます。
とりわけ、自由診療のため料金が高くなることは大きなデメリットです。
保険治療なら費用の分担ができますが、自由診療の審美歯科ではそれができません。
安い審美歯科治療ができる医院を探すことが必要になりますが、基本的には治療費が高額になることを覚悟しなければなりません。
審美歯科で安い医院を探すには、治療費ドットコムをチェックしたり、インターネットの口コミや比較サイトの情報を参考にすることができます。
ただし、医院を選ぶときは料金だけを見るのではなく、医師の技術にも注目するようにしましょう。
オールセラミックの治療の完成度は、医師や技工士の技術の差によって左右される場合が少なくありません。
